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ofは前置詞なので、通常、後ろには名詞がきます。
辞書には、訳語がいろいろ書いていますが概念としてはひとつです。
of+源(みなもと)=属性(由来、起点)を表す
ofの後ろには必ず、源がきます。イメージとしては、荷札やラベルです。
体操着の背中に●×高校とか書いてあったりしますよね?あれに近い。
ofはもともと、offから派生したといわれますが、たいてい、(~から)と読める。
体操着に●×高校の刺繍(ししゅう)があると
●×高校から離れて、映画館に出かけても、家にいても、海外に出ても、
●×高校というのはついてまわるんです。
こういうのを属性といいますが、所属元であったり、由来であったり、
of+名詞 の働きは形容詞に似ています。
文法的には『of+名詞は、属性を表す』とか言っておけばいいかな。
◆①ofが直前にある語群(名詞や形容詞)を修飾する場合。
It is kind of you to come.
kind of you あなたの親切=あなたはやさしい
訳し方は日本語らしくすればいいけど、同じことでしょ。
kind(やさしさ)は、you『から(of)』でた/うまれた/んですね
youはやさしさの源になってて、
youの名前ラベルがkindにくっついてる感じです。
◆②ofが直前にない語群(名詞や形容詞)を修飾する場合。
(of+名詞は、動詞の補語になる場合)
to be of help(お役に立てると)の場合は、
be動詞+of+抽象名詞の形ですので、
of+抽象名詞は『補語』になります。
of+抽象名詞/補語/は直前の動詞と一体化し、述部として、
直前の動詞の主語を修飾するということになります。
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●まとめ
▼ofの機能
(of+名詞は、(しばしば、the+)名詞や形容詞を修飾する)the city of London
(of+名詞は、副詞相当語句を形成)within a ten-minute walk of the station
(of+名詞は、動詞の補語(C)になる)to be of help
▼of+名詞の概念
of+源(みなもと)=属性(由来起点)を表す
▼公式①
of+抽象名詞(冠詞や-sがない名詞)=形容詞(補語)相当語句
▼公式②ofに限らず、通常、時場所を表す、前置詞句は5文型では副詞扱い
within a ten-minute walk of the station (駅“(起点)から”10分)
→of the station 副詞句
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